幸せいっぱいだったアイルランド留学での生活(体験談)
今回皆さんにシェアする体験談は 「アイルランド留学」の話です。
===体験談↓===
こんにちは、私は現在31才の主婦です。
中学生の時に本で見たドイツのハイデルベルク城に魅了され、それからヨーロッパの町並みが好きになりました。
「いつかヨーロッパに住んでみたい」、そんな夢を叶えるために外語大へ進み、大学3年生になった時に大学の提携校があるアイルランドへ留学しました。
留学を決意した時は大学2年生で、テニスサークルの活動が楽しく、また彼氏もできたため留学の夢を忘れてしまっていました。
そんなある日、フッと留学の夢を思い出したのです。
私はその日の学校帰りに留学斡旋会社へ行き、その3ヶ月後にはアイルランドへと旅立ちました。
アイルランドを留学先に決めた理由
留学先をアイルランドに決めたのは、日本人が少ない環境で英語漬けの生活をしたかったからです。
そもそもヨーロッパでの生活に憧れていたため、英語留学となるとイギリスかイタリアのマルタ島かアイルランドしか選択肢がありませんでした。
イギリスは将来観光で行く機会もありそうだと思い、私は大学と提携校があったアイルランドに決めたのです。
当時アイルランドの情報が少なく準備は難航
アイルランドは日本人に馴染みが薄いため情報も少なく留学準備に戸惑いました。
気温もよくわからないため洋服も最小限にし、あとは現地で買うことにしました。
実際行ってみると、思っていたより暖かかったので日本から大量の冬服を持っていかなくてよかったです。
日本の家族や友人と連絡をとるためにデスクトップを購入しましたが、これは不用でした。何故かネットが繋がらず使えなかったのです。
代わりに学校のパソコンは使い放題でしたし、ホームステイ先でも毎日パソコンを使わせてもらっていました。
こうして期待と不安が入り交じる中、私は旅立ち1年間の留学生活が始まったのです。
アイルランドまさにはおとぎの国
エメラルドアイランドと呼ばれるようにアイルランドには広大な牧草地が広がり、牛や羊が草を食む。
カラフルな色のドアが連なるヨーロッパの街並みとゴシック建築のダブリン城。
アイリッシュの人びとは今も妖精の存在を信じているため、妖精飛び出し注意の道路標識まであります。
陽気な人びとはアイルランド発祥のウィスキーやギネスビールを昼間から飲み、パブからはアイリッシュミュージックが漏れ聞こえます。
「あぁ、なんて素晴らしい国に留学できたのだろう」
とそこに生活している現実を幸せに感じました。
朝起きると、ホストマザーが準備してくれた朝食を家族とテラスでいただきます。
朝日を浴びながら食べる朝食はとても美味しかったです。
学校へは徒歩10分、緑の草原が通学路でした。小山からは海も眺めます。
学校には広い池があり白鳥が飛来していました。
早く着いた時には白鳥とお話して時間を潰しました。
授業は午前中だけなので、授業が終わるとランチタイム。
仲良くなったペルー人の友達と食堂でラップサンドやフィッシュ&チップスを食べました。
午後はパソコンで日本の家族にメールを送り自習室で勉強してから帰ります。
ホストマザーと夕飯を作ったり、飼っている犬と遊びパパが帰ってきたらみんなで夕飯です。もちろんテラスでいただきます。
そしてフカフカのソファに座ってテレビを見ます。
たまにパパから晩酌のお誘いがありカウンターでウィスキーを飲みました。
こうして一日が終わります。なんて素敵な日常でしょう。
休日は友達を誘ってシティセンターへ行って可愛い雑貨を見たりカフェに行ったり。
たまに足を伸ばして地方の古城を巡ったりもしました。
そして最後はもちろんパブで飲み明かしました。
家にいる時はマザーが外食へ連れ出してくれたり、パパとテニスをして過ごしました。
こんな素敵な毎日が当たり前のようにある生活がどんなに幸せだったことか、思い返して今改めて実感しています。
アイルランド留学を通して感じたこと
留学で得るものは語学習得だけではありません。
異文化体験、知らない世界に触れて視野を広げることができます。
そして何より一生の思い出となります。
留学したことで得るものは大きいです。
私は今でもアイルランドでできた友達やホストファミリーと連絡を取り合っています。世界が身近に感じられます。
あの時のワクワクドキドキした気持ちを思い出すと、今でも幸せになります。
少しでも海外に興味があるのなら絶対に行くべきです。
行って後悔はないはずです。
海の向こうにはまだ見ぬ素晴らしい世界が待っているのです。