ニュージーランドへ海外移住!気になる老後のことをまとめてみた
ニュージーランドへ憧れの海外移住を考えてみたけれど、「実際そこで永住する。」となると、老後の事まできちんと見ておく必要があります。
そこで今回は、ニュージーランドの老後の事についてみていきたいと思います。
ニュージーランドはとても面倒見が良い国
ニュージーランドへ海外移住し、永住権を手に入れるとニュージーランドのハイレベルな社会保障の恩恵を受けることができるようです。
ニュージーランドはゆりかごから墓場まで、つまり一生の生活をサポートするシステムが出来上がっており、世界的に見てもとても珍しい健全国家だと言われています。
保険について
例えばニュージーランドの永住権を持っていると、医療費の場合、怪我をした場合はほとんど無料で治療してもらえて、病気の場合は子供や老人であれば無料になるとのことです。
そして失業手当ての場合、約3カ月間仕事が見つからなかった時は最長65歳まで支払い続けられると言われています。
10年以上も政府の失業保険で生活している家族もたくさんあるようです。
年金について
老後と言えば年金ですが、ニュージーランドでは10年間生活するだけで就労期間に関係なく65歳から年金がもらえると言う制度があります。ここも日本と大きく違ってきますね。
支給額は平均月収65パーセントになっており、十分生活している金額だと言われています。
特に日本では若者を中心に「年金はもらえないのではないか?」と言う噂がささやかれていますが、ニュージーランドは1993年以降、国家予算は毎年黒字になっており日本とは大きく違ってかなり安定感がある国です。
こういった保険や年金事情が日本に比べて非常に優れていると言うことに魅力を感じ、ニュージーランド移住し、実際に移住して良かったとおっしゃる方もたくさんいらっしゃるようです。
ニュージーランドでの老後の生活資金
まず、老後ではなく通常の場合の生活資金の例についてみていきたいと思います。
(あくまで人によって変わってくるため1つの例として見ていただけると幸いです)
食費
ニュージーランドでは一ヶ月におよそ30,000円前後の食費がかかると言われています。
特にオークランドでの外食は値段が高くなってしまうようで、基本的には自炊がフードコートでのお持ち帰りが中心となるようです。
外食込みで一ヶ月の食費が30,000円前後となると日本と大きな差はなさそうです。
家賃
家賃も場所によって異なるため一概には言えませんが、オークランドの場合だと不動産価格が高騰しておりそれに伴って家賃もも年々上昇しているようです。
市内では基本的に共同生活を送るフラットでおよそ1万5,000円前後、一軒家になると1週間で30,000円程度かかってしまうようです。
ただ場所を選べばもう少し安いところがあるようです。
水道と光熱費
およそ8,000円前後だと言われています。
先ほどお伝えしたフラットタイプの住居であれば水道や光熱費が家賃に含まれている場合もあるようですが、大体の金額は8,000円前後で、暖房つける時期になるとその分光熱費が高くなるといったような具合です。
インターネット通信費
今の時代なくてはならないのがインターネットです。
今ではニュージーランドもインターネットも使い放題プランが普及しつつあるようで、値段はおよそ7,000円前後だと言われています。
日用品などの雑費
最低限のものだけ買い足すのであれば5,000円もしないぐらいのようです。
交通費
どんなライフスタイルを送るかにもよるかと思いますが、基本的にニュージーランドは車社会ですので、掛かるものといえばガソリン代ぐらいでしょうか?
なお、ニュージーランドのガソリン価格は年々上昇していると言われています。
ニュージーランドドルは今現在(2016年12月25日)では1ドル当たり80円程となっています。
それに対して、ニュージーランドではハイオクの値段が1リットルあたり2ドルを超えた事でも話題になっていたようです。レギュラーガソリンも1.8円を超えております。
ただ、これだけ見ると日本と大きな差があるようには感じません。
安ければ安いに越した事はありませんが。w
まとめ
今回はオークランドの場合で一ヶ月の生活費を見てみました。
ここまでの内容で行くと、一か月の生活費はおよそ130,000円前後と言う見方ができます。
通常の一か月の生活費でこのくらいですから、自分の老後を想像してどんな生活を送るのか何にお金がかかるのか?
または何をしなくなるのかなどを考えると老後の生活資金の参考になるかと思います。
なお、先程の話でもありましたが、ニュージーランドに10年間生活すると年金を受給できる資格がもらえますので、そういった点は非常に助かるポイントです。
また、それとは別でパソコンなどのデジタルデバイスがあればできる副業か何かがあると、体が衰えてきても自分の収入をコントロールし、ゆとりのある老後を迎えることができると思います。
移住に向けて、今から何かのネットビジネスを勉強しておくと良いかもしれませんね。